JELADO (ジェラード) "Age of Longing(エージ オブ ロンギング)" 301XX Vintage Finish インディゴ【JP71332】
JELADOの渾身のデニム生地、"Last Resort"を使用し、1950年代前半の501XXの縫製仕様を再現し作られた究極のデニム"Age of Longing" 301XX
今回は、Vintage Finishで登場!!
生地はLevi's 501XXの生地を糸の太さから再現すべく、当時と同じ現地の綿を使用し、インディゴの染め方、織り機にも拘り当時の生地を究極までに再現した生地"Last Resort"
今回は、リアルに履き込んだエイジングサンプルを参考にヴィンテージフィニッシュ(加工)を製作しました。
ヒゲ加工、ブラスト、洗いなどを使いユーズド感を表現しています。
着用2年弱をイメージした色目で作っておりますので、ここから更に履き込むことで、更にアタリが付いて色も落ち、更にエイジングを楽しんめるデニムとなっています。
ベルトループ部分もアタリが付いて色抜けしています。
鉄のボタンは少し酸化してリアルなヴィンテージ感のある仕上がり。
ボタンホール部分も良い感じ色抜けしています。
フロントポケット裏には"Last Resort"のタグ付き!
左足、
右足共に良い感じで色落ちが進んでいますね。
太もも部分に薄っすらと入っているヒゲも良いですね。
まだ色の濃さもあるので、もっと細かくヒゲなども入ってきそうですね。
裾も、靴と擦れてアタリが付いた感じです。
色落ちだけして、生地が切れていないのがまた良いですね。
絶妙なエイジングだと思います。
ロールアップすると、こちらも拘りの耳が登場!!
当時と同じ耳の幅で、糸の数が右と左で違うというのもそのまま再現
実際に手に取って、糸の数を数えないと分からないですよね。
パット見で全く分からない部分もそのまま再現した究極の拘りで、デニム好きな方ですと、唸るパーツの1つでもあります!!
こちらがバッグの画像。
お尻周り、膝裏など色抜けが気になりますが、やっぱり一番気になるのが、この、
革パッチ。
やっぱりこの年代ですと革パッチ仕様となりますが、加工の為案の定、縮みが強く出ています。
この縮みのせいでウエストが小さくなってしまっていますが。。。
今回はまだJELADOのロゴやマークが見えるぐらいですので、良い方ですね。
この縮んだ革パッチで履いていると、本当にリアルですね。
右ポケットにはフラッシャーも付きます。
右膝裏、
左膝裏と、適度にアタリが付いています。
余りにも強く入っていないので、この位がやっぱりリアルですね。
身長170cm 63kgでMサイズで着用。
普段W30、W31で履かれている方でしたらMサイズで丁度良く履けるサイズ感となります。
通常のワンウォッシュの状態よりワタリ(太もも周り)も縮みで細くなっていますので、通常の301XXより少し細く感じるかと思います。
横から見るとダブルエックスのようなダボ付きが弱く見えるかと思います。
シャープにスッキリと履きたい方には、このシルエットの方が良いですね。
腰、お尻周りは適度に余裕がありますが、それでもワンウォッシュに比べると少しタイトに感じますね。
ただ、生地は加工によって柔らかくなっているので、履き易くなっていますよ。
レングスも最初から適度な長さになっているので、裾上げなどしないで履けるのも良いですね。
履き込んだエイジングサンプルをベースに作られたナチュラルな加工のデニムとなりますので、リアルなヴィンテージ感を堪能頂ける1本に仕上がっております。
Sサイズ
ウエスト 72cm レングス 76cm 股上 28.5cm
ワタリ 27cm 裾幅 20cm
Mサイズ
ウエスト 78cm レングス 76cm 股上 30cm
ワタリ 28cm 裾幅 21cm
Lサイズ
ウエスト 82cm レングス 76cm 股上 31cm
ワタリ 29cm 裾幅 22cm
XLサイズ
ウエスト 86cm レングス 77cm 股上 32cm
ワタリ 30cm 裾幅 22cm
XXLサイズ
ウエスト 90cm レングス 78cm 股上 32cm
ワタリ 31cm 裾幅 22cm
"LAST RESORT (伝家の宝刀)"
Levi's 501XXのDead Stockのデニム生地を解体し、国の検査機関にて生地の糸と織りの分析から始め、当時の糸、織りを再現して作られたデニム生地。
501XXは縦糸7番 横糸6番で織られていると言われており、ヴィンテージのデッドストックを解体し、分析した結果、個体によって小数点単位で太さのズレがあることが分かりました。
今回のデニムは、小数点単位の太さの糸を再現。
糸の元となる綿から選定し、オリジナルの織り糸を作っております。
501XXは繊維長が縦糸と横糸で全く長さが異なる糸が使われており、縦糸は中長綿、横糸は超長綿が使われていました。
再現するにあたり当時の繊維長に限りなく近い綿を、当時と同じであろう米綿(アメリカンコットン)からこだわってセレクト。
縦糸にはメンフィス付近の綿を集めた EMOT(イースタン、メンフィス、ニューオリンズ、テキサス)を、横糸にはカルフォルニア州で栽培されるピマ綿。糸の撚り係数も再現し、当時と同じ糸を再現しました。
染色前に整経と呼ばれる工程を行い、その後、日本で初めて開発に成功したロープ染色機を使って、原糸をインディゴ染料で染めていきます。
真っ白な原糸をインディゴ染料の液槽に複数回通らせ、ローラーで絞る。
最初は鮮やかなグリーンですが、空気に触れて酸化していき、徐々に藍色に変化。
これらの工程で様々な色合いのインディゴを表現でき、ジーンズ特有の色落ちに欠かせない芯白性(糸の芯まで染めない)を出すことを可能にしています。
その後、インディゴに染めた糸に糊をつけ仕上げ、生地を織る機屋(はたや)さんへ。
今回の機屋さんは、当時と全く同じ規格の糸を再現し、織り上げるべく、日本で最初に稼働したといわれているTOYODA G3力織機を使用。
また、セルビッジもヴィンテージを解体し、当時と同じ赤耳の色に染め、赤耳を中心として左右に走る糸の本数も調べ再現。
これらの工程を経て再現された、当時の501XXの生地が"LAST RESORT (伝家の宝刀)"となります。